栄養部

栄養部では利用者様ごとに栄養管理を行っており、医師や看護師など多職種と相談・連携を取りながら、状態にあった食事の提供に努めています。

高齢者の方は長く培われた食習慣や生活習慣によって個性が明確であるので、それらを把握し、尊重しながら適切な食生活を送っていただくことが大切だと考えています。

利用者様にとって食事は大きな楽しみの一つです。
日々利用者様に食事を楽しんでいただけるよう、定期的に嗜好調査を実施するなど、利用者様の生の声を元に献立の作成を行っています。
季節や時間の流れを感じとっていただけたらという思いをこめて、行事食にも力をいれています。

また、喫食量が落ちてきて必要な栄養量が摂取できなくなった方には食事量を調節して栄養補助食品で補ったり、嚥下機能が悪い方には水分にとろみを付けて提供させていただいたり、手足が不自由な方には自助食器を使用していただくなど、少しでも安心・安全に食事ができるよう工夫をさせていただいています。

衛生面については、温冷配膳車を用いるなど、HACCPの概念に基づいた大量調理マニュアルに沿って管理された環境で調理を行っています。

楽しい食事は精神的ストレスを軽減することにもなりますので、適切な食事を提供して利用者様が楽しい毎日を送れるように努めています。